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糖尿病の人は水虫に感染しやすい

高温多湿が大好物の水虫、革靴やブーツといった通気性が悪い靴をよく履く方たちがなりやすいため日頃からフットケアに努めなければなりません。冬には問題なくとも、夏や梅雨時期にこそ症状が出てくることもあります。

たとえフットケアを頑張っても夏ではなくとも水虫に感染しやすい方がいます、それが糖尿病患者なのです。糖尿病の方が発症した場合、糖尿病水疱症という名で呼ばれます。糖尿病水疱症以外にも実は糖尿病患者は様々な感染症にかかりやすく、重症化もし易いと言われているので注意が必要なようです。

なぜ合併症を引き起こし易いのか、それは彼らが血糖値が高くなっているからです。血糖値の変化は白血球や免疫に関わる細胞の機能の低下をもたらします。病原菌と十分に戦えないからこそ、どんな菌が来ようとも対処できず合併症を起こし易いということです。

血管障害や神経障害も起こりやすいです。人工透析を実施したことで感染が重症化することもあり様々な場面で危険が大きくなります。

血管障害・神経障害のほか、歯周病や皮膚の感染症・悪性外耳道炎・鼻脳ムコール症などかかりやすい病気は多いです。それらの大元となるのが血糖値なのですから、とにかく適切な血糖コントロールが予防に繋がります。早期発見すれば重篤な病気でもそれほどひどくならず、その前に治すことができます。水虫だって菌が増える前だとかゆみや水疱が出ないままに終わることもあるでしょう。身体の異常に早く気付けるようにするためにも、日頃から定期的に観察を行うようにしてください。傷も異常もないことを確認するのです。何らかの症状があったらすぐに医師に相談することで、適切な治療を受けることです。インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなど予防接種も受けておいた方がよいかもしれません。本来であれば糖尿病にならないことが大切ですが、なった後にもそれ以上に危険な病気を引き受けないよう予防をしながら糖尿病治療も続けるのです。

足だけでなく、皮膚や呼吸器・歯など様々なところから菌はやってきます。打ち勝つ力が無い以上はやってくるのを防ぐ・やってきたものにすぐに対処するしかないのです。水虫なんてと思われるかもしれませんが、治療をしないと悪化して行く一方である以上はやはり恐ろしい病気です。

もちろん、糖尿病患者でなくとも誰でも水虫にはなるかもしれないのです。特に菌が活発化する夏はもちろん、それ以外の時期にも注意しておきましょう。